遍路は続くよ

2021年3月から始めた歩き遍路の日記を綴る

2021年3月3日 とりあえず東寺へ

ーとりあえず「東寺」に行ってみるー

 後半休をとって,とりあえず「東寺」に行く。金堂の横に遍路関連のコーナーがある。へんろ道保存協会編の「四国遍路ひとり歩き 同行二人(地図編)」を手に取る。歩き遍路必携というのはどのブログにも書かれている。2500円は高いなあとは感じたがこれがないと始まらないので購入。いくか!という気持ちが少し湧き出す。ここでとりあえずはやめておけばよかったのかもしれないが,次に目についたのが菅笠(2500円)あれこれ迷っていると店の方が出てきてサンヤ袋(3600円)袖なしのおいずる(1800円)。いずれ納棺の折にいれることになる白衣を妻の分と二着(7000円)。やっぱり軸もほしいなあ。弘法大師の少年時代のを探すが見当たらず,値段もそこそこするので迷いつつ3万円の軸を購入。軸と白衣には印もおしておきますねと東寺の朱印(軸300円,白衣200円×2)

 マラソンの時と全く同じで,私流のまず形を整えて,もう後戻りできないだけのお金を継ぎこむと,行かざるを得ないと体が言い出した。45800円の衝動買い。

 

〇職場で「歩き遍路」のことを誰彼ともなく話していると,年度末の年休の消化プランを考えていたS君がのってきて(彼はかつて車で八十八か所をまわっているらしい)一緒に歩きに行こうかということになる。

〇母の七七日をすませたあと,義父の三五日には戻っている。両親の彼岸法要には参加するという間をに「阿波一国打ち」をしようということで3月13日出発。19日帰京で計画を考える。

〇そうなるとS君は早い。次々と宿泊所を予約してくる。(コロナ禍で閉めているところもありあちこちと電話した様子)

〇はじめは父母の骨を少しづつ持って歩こうと考えていたが,骨をばらばらにするのはよくないという娘の考えに同意。父の輪袈裟,母の金剛杖,義父の数珠を持っていくことにする。持っていくものは極力減らそうとしてみたのだけれども気温の上下もあり山あり谷あり平地ありで,雨具,長そで,半そで,長ズボン,半ズボンとあれこれリュックに詰めていくと,行く前からパンパンの様子。13,4キロはあった気がする。