京の決めごとというか我が家の決めごとかもしれない。
毎年、五山の送り火の日の早朝に大文字へ登って、護摩木を大師堂に納めてくるのが我が家の決めごと。かつては16日の早朝から銀閣寺の前にテントを張って護摩木を受け付けていたが、いまは混雑を避けるため八大神社
にて8時からオープン。
従って前日に護摩木(300円)
ちなみに薪は400円、を買い求め、家で書いて早朝登山で納めてくる。
朝5時25分、我が家をチャリで出発。銀閣寺入り口に5時50分に到着。疎水べりにチャリを停めて、いざ出発。
さすがにコロナ禍で人出は少ない。この日は8時くらいで登山禁止になるので例年はかなりごったがえしているのですが…。
小さな橋を渡るとここから登山開始。
保存会の方々がよく整備してくださっているのでサクサクと登れる。しかし蒸し暑い。
五合目の千人塚(その昔ここいらで戦があったらしいところでだくさんの武士が葬られているらしい…)6時20分到着。
送り火の薪はふもとからロープウェイで運ばれる。
階段が見えるともうすぐ頂上。
すでにテントも張られている。
6時30分大の中心到着。
弘法大師が祭られている。大の字も弘法大師の筆によるとか…。地元の小学生は郷土の地理の学習でここに登り、ふもとの学校から大きな鏡で太陽を反射させてもらい学校の位置を確認していたとか…。 大文字左の流れ。
無事護摩木を納めて我が家の決めごと終了です。
土砂降りの雨が点火直前に見事にあがって先祖の霊を無事見送ることが出来ました。
合掌。
ちなみにこの日は25,000歩でした。来週から四国遍路「修行の道場 土佐の国」リスタートする予定です。