京都の人は枕詞に「千年前から・・・」をよくつける。この節分行事の四方(よも)参りも千年前から京都に伝わると言っている。
御所から見て四方にある。一番が北東(表鬼門)にある、吉田神社。
ここは我が家も定番。年に一度だけ聖護院の生八つ橋と大安の節分沢庵。あくまでも年に一度だけ。
大元宮も参る。日本中の神さんが来たはるらしい。
右回りに二番目が南東に位置する、祇園の節分。八坂神社。宮川町、先斗町、祇園町の芸舞妓の豆まきが売りもの。
三番目が裏鬼門(南西)にある壬生寺。何で寺?明治までは神仏一体。
ここも我が家の定番。炮烙(500円+収め代100円)を求めて願い事とそれぞれの数え年と男女を炮烙に書いて納める。 今年の願い事は厄除け開運と学業成就。 壬生狂言の炮烙割で見事に割ってもらって厄を落とす。
最後が北西に位置する北野天満宮。人出で言えばここが一番少ないか。
でも千年前に暦は確定していないし、鴨川を越えるのも距離的に四カ所を一日で回るのも大変。
でも私的には節分で立春で新しい年を迎えるというのはしっくりすることでもあります。