遍路は続くよ

2021年3月から始めた歩き遍路の日記を綴る

⇨35種間寺⇒36番青龍寺【天然温泉 三陽荘泊】 2021年7月24日(土)

ーオリンピックが始まっていた 情報をほぼ入れていないー

 酷暑の歩きにもようやく体が慣れてくる。できるだけ早い時間に距離を稼がないと…。朝食を6時にしてもらって6時14分には宿を出発。早いにもかかわらず女将さんが見送ってくれる。雲一つない晴れ。うらめしくもあるが足を進める。調子も上向いてくる。緩やかな登り道,ところどころにショウガ畑。カエル,川には鯉。超巨大なタニシもいっぱい。7時30分三十四番札所種間寺到着。(7時45分発)仁淀川大橋を越え,川沿いをしばらく歩く。案の定,暑くなってきた。川を外れ昔の家並みを抜け,高知自動車道をくぐると山の中腹に三十五番札所清瀧寺が見えてくる。打ち戻りで荷物を置いて行ってというお接待もあったが,まだ元気なので山道を進む。昨日の五台山より厳しいらしいが気持ちも体も楽で9時57分に到着。振り返れば一面緑の田畑が広がる。(10時15分発)

 ここからは宇佐湾をひたすら目指す。峠越えの上り坂が続く。塚地の遍路休憩所。弘法の清水でのどを潤す。ここから塚地越えの遍路道と塚地坂トンネルに道が分かれる。迷わずトンネルを選択。トンネルサイコー!!トンネルを抜けると目の前宇佐湾が広がる。遠くに室戸岬が見え,ここまできたんかと感慨ひとしお。

〇この日はひたすらトマトジュース。自販機ではなかなか見つからないのでコンビニでぐいぐい。

13時宇佐大橋の手前で小休止。ここでもトマトジュースとおおきなおむすび肉盛り400円。これが昼食。宇佐大橋からは海岸線に沿う。室戸岬を見てよく頑張ってる自分をほめちぎる。13時50分予定よりかなり早く三十六番札所青龍寺到着。f:id:nippon-henro:20210810063032j:image
f:id:nippon-henro:20210810063035j:image階段を軽快にに上り参拝。宿舎の「三陽荘」に14時着。チェックインは15時なのでクーラーの効いた施設内の喫茶でゆったりとコーヒーを楽しむ。至極の幸せ感。部屋はオーシャンビュー。風呂は天然温泉。一人占め。ゆったりと,気遣いなくシャワーアイシング。そしてゆったり身体を伸ばして露天風呂。食事もさすがにホテル。板前さんが入っている感じの美味しさ。カツオたたきは塩で。メバルの煮つけ,小鍋にはきびなごが山盛り,お決まりのスイカ等々に満腹。今夜は満月。オリンピックがはじまったらしいがテレビを見る気が起こらない。Wi-Fi可能なので家族に写真をたくさん送る。f:id:nippon-henro:20210813194800j:image

24日の記録  51478歩 29キロ  1泊2食14000円(洗濯機無料)

12泊目 573740歩 399.1キロ