深夜より小雨が続く。ホテルの朝食は6時30分から。考えたけどホテルの無料朝バイキングをあきらめて5時40分雨具に身を固めてホテルを出る。真っ暗、街灯も少ない。もっと早く出ることも考えたがやっぱり危険かと予定よりは遅めの出発。暗いので遍路道を通らず国道192号をひたすら歩く。6時30分ごろにあたりが白み始め7時には雨もほぼほぼ止む。7時30分遍路小屋しんきん庵通過。8時「境目トンネル」に入る。歩道があり朝方で車の通行も少なく、時々は静寂状態。
トンネルを抜けると香川県と思いきやなんとなんと徳島県!スマホのアンテナも不安定であまり役に立たない。泊りたかった民宿岡田を8時30分通過。ここから遍路道。けっこういろいろな道しるべや遍路マーク、看板があり迷うことはない。
登りは結構きつい。八幡から比叡山へ歩く感じかなあ…。さすがに一気には登れず途中で🍙タイム。10時30分 ホテルから5時間かけてようやく66番札所「雲辺寺」に到着。その名の通り雲の端っこ。ロープウェイがあるので人は多い。歩き遍路さんも数人いる。紅葉が始まっていてこちらが目的の人もいる様子。五百羅漢もいろんな顔がありユニーク(11時出発)。
67番札所「大興寺」までの道はサクサクとしたハイキングコース。愛宕山の下りの感じ。登りに比べて歩きやすい。結局のところ雲辺寺は焼山寺と同じくらいの難儀さがあるが、登り返しがないのと、下りがサクサクなのが少し気分的に楽かもしれない。でもロープウェイがない時は大変だったと思う。車道に出てしばらく歩くと「民宿青空屋」12時30分通過。やっと香川県のマーク発見。いつ入ったの?車のナンバーももれなく香川ナンバー。不思議だけど当たり前か。
13時30分「大興寺」着。千二百年のカヤの木も立派だが楠も立派。
民宿岡田発のお遍路さんが何人か塩むすびの昼食中。お米が美味しかったそうな(14時発)。
山門を出てしばらくいくと柿のお接待。皮ごと食べても甘かった。これで昼食。後はひたすら海に向かって歩け歩け。このまま観音寺駅から帰る手もあったが、寛永通宝は朝早くと夕方にくっきりと見えるらしいので68番札所「神恵院」69番札所「観音寺」を打つことに決め歩速を早める。二日続けての山で結構足にきている。なんとか16時に到着。
二つのお寺はくっついているのでご朱印も同じところで同じ住職さん。納めるお金は2400円。いただく御影も二寺分。まあいいか(16時10分二寺打ち終わり)。いそいで展望台へ10分。夕景の中くっきりと見えました。
16時35分泊まってみようかと考えていた晩翠旅館を横に見ながら観音寺駅へ。
17時10分のあしずりにとびのって19時22分京都駅着。歩き続け登り続けの今回の区切り打ちはちょっと足にこたえました。
〇秋深し(その一) トンボがすっかりいなくなってました
〇秋深し(その二) 金木製の香りがあちこちから漂っています
〇秋深し(その三) みかんがほぼ色づいています
○秋深し(その四) とにかくつるべ落とし。5時には暗くなる。宿には4時には入るようにしなければ
そのほか 香川県に入るとため池が目立ちます。冬鳥も多く飛来しています。雲辺寺はさすがに山の上。紅葉が始まっています。
31日の記録 68440歩 44.1キロ(自分ではもっと歩いたような気がしますが)
ここまでの記録 1640640歩 1036.1キロ(1000キロ突破!)