遍路は続くよ

2021年3月から始めた歩き遍路の日記を綴る

月白⇒38金剛福寺⇒青岬(泊)

 月白の朝食は6時半。昨年は6時だったけど女将さん4人分はしんどいなあとこの時間。

 それでも先を急ぐので、6:40月白発。四万十大橋を越え河口へ向かう。 f:id:nippon-henro:20221011111826j:image

 河口近くから山へ進路を大きく変える。途中に大文字。 f:id:nippon-henro:20221011111844j:image   f:id:nippon-henro:20221011111900j:image

 8:25伊豆田トンネル f:id:nippon-henro:20221011111926j:image

を抜けるとようやく足摺半島の付け根。

 10時再び海との再会。 f:id:nippon-henro:20221011112008j:image   f:id:nippon-henro:20221011112032j:image

 10:40月白のおじさんたちがこの日の宿泊予定の大岐の浜民宿を通過。 f:id:nippon-henro:20221011112109j:image

 11時大岐の浜海岸。ここから遍路道は浜を通過するのだが f:id:nippon-henro:20221011112135j:image   f:id:nippon-henro:20221011112155j:image

 二番目の川が多分満潮で靴脱ぎ渡川しなければならないので、今日は見送り県道を行く。 f:id:nippon-henro:20221011112216j:image

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 14時過ぎに泊りたかったペンションサライ(一人遍路はダメ見たい。連休だし善意だけでは経営できないし…)を通過。 f:id:nippon-henro:20221011112339j:image

 木のトンネルを抜けるといよいよゴール間近。 f:id:nippon-henro:20221011112357j:image

 14:45足摺岬到着!!!ジョン万次郎のお出迎え。 f:id:nippon-henro:20221011112419j:image

 まずは足摺岬!やっぱりここまでこれた感動は大きい。 f:id:nippon-henro:20221011112448j:image

 ほっと一息。

 眼下に太平洋。 f:id:nippon-henro:20221011112520j:image

 向こうに38番札所金剛福寺の屋根。 紀州那智室戸岬足摺岬が、南海に突き出す岬の三足とされている。いずれの地もが補陀落信仰の場所。過去には戻らぬ覚悟で南海に小舟を出して行った僧が何人もいる。f:id:nippon-henro:20221011112540j:image

 15時前に参拝。 f:id:nippon-henro:20221011112602j:image   f:id:nippon-henro:20221011112614j:image

 派手な仁王さんがお出迎え。 f:id:nippon-henro:20221011112630j:image

 亀さんもお出迎え。 f:id:nippon-henro:20221011112649j:image

 お大師様。 f:id:nippon-henro:20221011112713j:image

 万次郎足湯からは白山洞門が迫力で迫ってくる。 f:id:nippon-henro:20221011112741j:image

 ここからがとても長かった。平面地図と違ってアップダウンが結構きつい。ナビなしではたどり着けないところに青岬。

 16時半にやっとこさ到着。 f:id:nippon-henro:20221011112805j:image   f:id:nippon-henro:20221011112823j:image

 部屋の窓からの夕景がいい。 f:id:nippon-henro:20221011112838j:image   f:id:nippon-henro:20221011112849j:image

 青岬は夕ご飯がすごかった。あんなに大きな鰹のたたきは初めて食べた。漁港直でお刺身もすごかった。きくらげも美味しかった。 f:id:nippon-henro:20221011112919j:image

 みんなで14人。車の家族連れや、釣り仲間。個食でも・・・。

一泊二食週末料金8600円(お弁当お接待)。洗濯機無料。乾燥機30分100円。風呂はゆったりと4,5人。

この日は50.2キロ。71500歩。多分今までの最高記録。あまり誉められたことではない。

 

○  水分補給 次のコンビニまで30キロ。次の自販機まで10キロ。というのは遍路道ではままある。自販機も京都で100円が高知県では140円と高い。安い自販機を探して、自販機ないない地獄に陥ることもある。大抵はペットボトル2本は持って歩くが、この2キロは結構重い。水分補給計画はトイレ計画と同じくらい遍路さんには大切です。