6時45分。はるる亭を出発。7時10分。宍喰浦の朝日はきょうの暑さを予言している。
宍喰橋には100羽前後のとんび。それなりに迫力があります。
水床トンネル。丁度トンネルの真ん中が県境。そしていよいよ酷暑の高知県。修行の道場はまさに熱暑地獄???
7時45分。白浜海岸には誰もいません。
あちこちに津波避難タワー。高さは大体が10メートル。この高さでいいんかなあとふと思う。
道端にはあちこちに白百合。なごみます。
8時50分。東洋大師着。住職さんは不在。昨年はご住職からミレーのビスケットをお接待にいただいていて、ちょこっと期待してました。でもお遍路さんが皆無ではねえ。そういえば藤井寺はコロナ閉鎖で納経できなかったと昨日同宿の方(この先も唯一の出会ったお遍路さん)が言っておられた。阿波踊りと、よさこいソーランの後、徳島、高知は罹患数がうなぎ上りとか。
海岸は波うち大変そう。昔の辺地修行は大変だったとつくづく思います。国道55号に感謝します。
コンビニ30キロなし。自販機10キロなし。本当に大変なところです。
10時30分法界上人堂、11時50分仏海庵通過。どちらも即身成仏。うーん。
佐喜浜でようやく民家。身体がほてほてだったので、小さな小さな喫茶店でクールダウン。アイスコーヒーとサンドイッチ1000円。誰もお客のいない店のおばあちゃんとお話して、身体もようやく収まったので、財布からお札を出すと、お札は汗でびっちゃびちゃ。椅子も汗でずぶずぶ。すんませんとおおあやまり。いいよいいよ。ありがたや。
14時30分。徳増前に到着。あまりに早いのも申し訳ないので、前の海で、濡れた財布からお札を出して足の上で乾かす。リュックもシャツもみんな乾かす。
15時徳増の玄関到着。
1月1日生まれの101歳のおばあちゃん。まだまだ元気でした。
徳増さんは地産地消で頑張っておられ、この日もキンメダイ煮つけ、鰹たたき、鰹、ハマチなどの刺身の他、自家栽培の野菜や近くの漁港のイカなどいろいろおいしくいただきました。おばあちゃん秘伝の薬草茶は昨年同様に元気をくれました。
この夜久々に満天の星を見ることが出来ました。幸せ感いっぱいです。
一泊二食7500円。洗濯機無料。乾燥機20分100円。
この日は26.1キロ。44650歩でした。