尾瀬ヶ原散策を終えて、燧小屋にデポしたリュックを取りに行き、この日のスタートは1時間半遅れの弥四郎湧水(7:55)。ペットボトルに汲んでスタート。
10分ほど木道を上り、昨日の見晴新道分岐へ。
ここからはほぼ泥沢の急登。滑り跡が各所に(自分的には未経験の泥沢急登になりこれまでのベスト3のしんどさ)。
更に更に泥沢の急登が続く。3.5キロがもう大変。
11:20ようやく五合目通過。
振り返れば昨日、そして今朝の早朝に歩いた尾瀬ヶ原の全貌。
更にたくさんの滑り跡。これは中級以上!泥沢を登る登る。
ようやく2000メートルを超える。ハクサンシャクネゲが一面に咲き誇る。
2300メートルでようやく森林限界。俎板嵓が眼前に迫る。
そして突然に柴安嵓が眼前に迫る(10:40)。
登り詰め10:46柴安嵓に着く。東北地方最高峰!
俎板嵓と柴安嵓の間は人人人。
柴安嵓からは尾瀬沼が俯瞰でき最高の眺め!!
ようやく京都から持参したピザパンで昼食。きつかったなあとふりかえるが、御池ルートにはもっときつさがやって来る。
花は素敵。
雪渓が見えてくる。アイゼンは持参したが雪はシャーベット状でところどころには踏み抜いた穴。とてもアイゼンが聞く状況ではない急降下、
泥沢と雪渓の急降下。
ようやく12:14天神田代に着く。わーきつい!
これはチングルマかなぁ。
これはヨツバシオガマ?
ワタスゲの向こうに御池田代が見えてくる。どろさわに足を取られる。滑ったらおしまい。
横田代の池等とうに映る景色に癒される。
モウセンゴケの群落。
こんなに小さいんだ。ここいらから雨と雷鳴。急ぐ。
滑り、ふらつき、飛びいろいろを終わってようやく平地の木道。
14:00ようやく御池にたどり着く。
缶ビールよりもまずレモンシャーベット(170)。ここで土砂降り。寒くなってきたので御池山の家でコーヒー(300)。14:30沼山峠からシャトルバスで来た娘と妻さんに再開。
16時前に秘湯の宿旅館にのえまたに到着。
おいしい夕食は熊の入った山人鍋、孟宗竹のまぐざぶろうあえ、ぜんまい煮、青水菜、はっとう、舞茸の蒸し物、岩魚の塩焼き、裁ちそば、揚げそば、栃木蜜のくう、サンショウウオの唐揚げめえだけご飯など。くわえて会津の利き酒セット(800)、天然岩魚の骨酒(2000)。おいしくおいしくいただきました。秘湯源泉かけ流しのアルカリ泉は24時間いつでも入浴。ちなみに一泊14300円。
朝食もおいしくいただき
途中の道の駅で孫のためのカブト虫つがい2組(1000) でこの旅完了。
30500歩。18.3キロでした。京都の我が家には15時30分到着です。