7月15日(金)京都駅八条口発 夜行バスとちの木号。宇都宮行き。娘と妻さんと乗車。
なんと懐かしき二階建てバス。サスペンションが弱く、車高が高いので上下左右に揺れるわ揺れるわ…。加えて新名神リニューアルのため名神―東名ルートで宇都宮到着が1時間半遅れの8時過ぎでした。
ということで燧ケ岳登山は翌日回しにプランを変更。よって宇都宮から白山鈍行で那須塩原(9時20分着)。
駅前でレンタカーを借りて、いざ御池へ。
昨年は11時開店前に通過したので閉まっていた「まる家」にもゆとりの11時過ぎ着。 ここで昼ごはん。裁ちそば(600)はうまい。さすがに会津!ほかにもはっとう(500)そばがき(600)にしん漬(400)どれもこれも会津を懐かしみながら美味しくいただく。
御池に12時着。シャトルバスに乗り換えて
原生林のところでは、バスは徐行運転。森が深い。
沼山峠登山口12時30分到着。
沼山峠を目指して木道を歩く。
ここから先、尾瀬には都会の雑菌持ち込まない。
木道を進む。時間的にも人は少なめ。そしていきなり大江湿原が眼下に広がる。今年の尾瀬最大の目当てがこのニッコウキスゲの群落。
ワタスゲもあちこちに!
とにかくニッコウキスゲは見惚れるというか、来て本当によかった!!!
トンボの楽園。あちこちに飛び交っている。
ここからは後で調べるとして、とりあえずオゼミヤマシランソウの総称でよぶ。
これはカラマツソウかな
これはハクサンチドリかな
これはヒオウギアヤメかなぁ。
遠くに尾瀬沼が見えてくる。
これはナンブタカネアザミかなぁ。 これはゴゼンタチバナ。 これはコバイケイソウ。
尾瀬沼は昨年の6月に比べて、人影もまばらで静寂そのもの。
これはチングルマかなぁ
これはハクサンシャクナゲ。
まだ残っていました!!ミズバショウ。
それでも尾瀬には秋の気配。ナナカマドが色づき始めています。水量の多い沢の登り降りを繰り返して、
明日登る燧ケ岳見晴新道の分岐を越え
これはリュウキンカかなぁ。
この2つはサワランかなぁ。
尾瀬ヶ原。振り返れば燧ケ岳
向こうには至仏山。
尾瀬ヶ原の静寂を破るようにドクターヘリも飛んでました。雨の後はよく滑りますわ。
これはクガイソウかなぁ
ここが今日泊る燧小屋。
昨年と同じ二階の部屋。窓からは至仏山がパノラマに広がる。
昨年は、ここの階段の上り下りもイタタの連続だったのが今年は平気!鍛錬のたまものかな。
夕食は6時。ここの小屋の名物は舞茸ご飯。他にもサラダやハンバーグ、果物等。山小屋でこんなにいろいろいただけるのはボッカさんのおかげかもしれません。
石鹸は使えませんがお風呂があり、お湯で身体を洗うこともできます。ちなみに山小屋は1人11,200円。加えてハイボール缶は450円、缶チューハイは350円でした。
消灯は9時。夜半に振っていた雨も早朝にあがり、尾瀬は腹はほんとうにすがすがしい!!恒例の4時半散歩。朝の空気を身体いっぱいに吸収。
朝食は6時。
食後すぐに燧ヶ岳登山と考えていたが、ヨッピつり橋付近で20年ぶりにニッコウキスゲの群落が現れたということで、リュックをデポして再び尾瀬ヶ原へ。
至仏山が美しく
振り返れば今日登る燧ヶ岳。
この橋を越えれば群馬県。
ヨッピへの道
ヨッピつり橋。
ミズバショウはすっかり葉っぱ葉っぱ。ニッコウキスゲは残念ながら20本ほど(お妻さんの話だとまだ至仏山の方に20分ほど行ったところに群落があったそう) 。でも私は時間を考え山小屋に引き返す。
ちなみに15日の歩数は21500歩、11.5キロでした。