3月20日が義父の三五日,21日が父母の彼岸法要。4月1日に東寺に無事帰京の報告。3日が義父の七七日で納骨。
S君の足の調子もましになり,次のお遍路の相談。4月30日が母の百箇日と父母の納骨。その後5月の連休を狙って県境を越えようということになる。歩くことに関心のあった娘も同行することになる。
発心の阿波から修行の土佐へ!
ー県境に向かってひたすら歩くー
徳島駅5時20分の始発に乗るために,我が家を深夜2時に出発。今回はかなり荷物を減らしてリュックを軽くする。義父のハズキルーペを持ち物に追加。東寺さんを見ながら高速をまっしぐら。駐車場に4時10分着。30分程歩いてJR徳島駅着。駅は5時まで閉まったまま。
5時31分発の阿波海南行普通に乗車。7時9分日和佐駅に再び降り立つ。
さあやるぞ!道はここから海を離れ国道55号を山方面に向かう。ひたすら歩く。先頭が私,中段にS君,後段に娘という形がほぼ整う。歩道がなかったり,トンネルが長かったり,お遍路さんの緑のラインのあるところもあったり…いろいろ。古い町並みが懐かしい気持ちを彷彿とさせてくれる。小松大師で少し休憩。牟岐川で方向を変え川沿いに下っていくと牟岐町に出る。海が見える。ほっとする。まだかなまだかなと思いながら11時にようやく鯖大師に到着。ちょこっと休憩。
海部川を渡るあたりから少しずつ雲行きが怪しくなり,大粒の雨がぽつぽつ。ちょこっと有名な「ももや食堂」に少し迷いながらたどり着くや,すごい雨。目指していた刺身定食はすでに売切れ。娘と私は迷わずカツオたたき定食900円。新鮮で大盛でまさに漁師飯。うまいのなんの!雨脚がなかなか収まらず,食後もしばらく雨宿りさせてもらう。14時10分に小雨の中初めてレインスーツを着て出発。しばらく海岸線を歩き,蒸し暑さをがまんしつつ峠を一つ越えて15時に海陽町の宿舎「はるる亭」到着。とたんに雷鳴を伴って歩けないぐらいのすごいスコール。ツイてる。「はるる亭」は天然温泉で宿泊者のみ利用可。すぐにひとっ風呂。なめらかなナトリウム泉。風呂は広くのびのび浸かる。至上の気分。夕食はまたまたカツオたたきがついてくる。こしらえが違うのでまたまた美味しい。食後再び温泉。最高の幸せ。
1日の記録 55140歩 36.0キロ 1泊2食 8000円
7泊目で349880歩 199.0キロ